浄水器を安全に、効率よく使用するためには

安全、効率よく浄水器を使う方法

浄水器の使用においてはカートリッジを定期的に交換することでろ過機能が保証だけでなく、衛生状態の悪化防止もある程度は可能となります。しかしながら、毎日使用する浄水器は劣化も早く、カートリッジの交換だけでは、安全に使用する上では不十分といわざるを得ません。ここでは、浄水器をさらに安全に使用するために、カートリッジの交換以外で行うべきことを3つご紹介します。

本体やホースは年1回の頻度で交換する

浄水器は上述したとおり定期的なカートリッジの交換が推奨されているため、それさえ行っていれば安全に使用できると考えてしまいがちです。しかしながら、特に黒カビはカートリッジ以外の箇所にも発生する可能性があるため注意が必要です。

そのため、浄水器は本体も定期的に交換する必要があり、その頻度としては年1回程度が適切とされています。また、ホースがついているタイプの浄水器では、その内部にも黒カビなどが発生する恐れがあるため、同様に年1回程度の頻度で交換する必要があります。

そのため、浄水器はフィルターを含むカートリッジのみが消耗品であると認識されがちですが、パーツごとの交換頻度が異なるだけで、浄水器そのものが消耗品であると認識しなければなりません。また、浄水器で発生した黒カビは、浄水器だけでなく蛇口内にまで達することもあるため、可能であれば蛇口も取り外し、その内部を定期的に清掃すると、より安心して水道水を口にすることが可能となります。水の入ったコップ

清掃時は熱湯を使用しない

浄水器をより安全に使用するためには、パーツを分解し、内部の清掃を定期的に行うのも有効です。しかしながら、清掃の方法に関しても注意しなければならないポイントが存在します。

沸騰しているやかん 黒カビが生じやすい浄水器は、その清掃において熱湯を使用し、内部を煮沸消毒してしまおうとする方も少なくありません。実際に煮沸消毒をすると、ある程度黒カビの繁殖を抑制する効果が期待できますが、浄水器の中でも特に活性炭を使用したフィルターを内蔵しているものの場合、熱湯をかけることでろ過を行う際に必要な成分が流出してしまうことがあり、浄水器本来のろ過機能を損なってしまうという点で逆効果といえます。

また、浄水器のパッケージには通水しても問題ない水温が表示されていることもあるため、清掃時だけでなく、普段の使用時にもその水温を順守することで浄水器のろ過機能を損なうことなく、安全に使用することができます。

使用を開始する際はしばらく通水してから使用する

集荷時の浄水器のカートリッジ内部には塩素を含まない水が含まれており、これによって出荷から実際に使用されるまでの間にろ過機能が劣化してしまうことを防いでいます。

しかしながら、出荷からある程度時間が経過したカートリッジの場合、内部に含まれる水は当然飲み水としては適さないため、使用開始時には口にしないよう注意しなければなりません。

そのため、カートリッジを交換した直後は、しばらくの間水を出しっぱなしにすることで内部に含まれる水を流し、安全に使用できる状態にする必要があります。通水している様子