浄水器のカートリッジで除去できる物質とは?

浄水器のカットリッジで除去できる物質とは?

浄水器の購入を検討している方の中には、実際にどれくらいのろ過機能が期待できるのか知りたいという方も多いことでしょう。ここでは、その効果のひとつとして浄水器のカートリッジで除去ができる物質をご紹介します。

浄水器で除去できる「不純物除去対象物質」

浄水器のろ過機能はものによって精度が異なるため、期待できる効果の程度は一概にはいえませんが、消費者庁では家庭用品品質表示法にて、以下の13種類の物質を「不純物除去対象物」として定めています。

遊離残留塩素
カルキ臭の原因にもなる水道水中の塩素のことを「遊離残留塩素」と呼びます。国内の水道水の殆どには、この遊離残留塩素が含まれているため、その除去は浄水器に求められる最も基本的な機能といえます。
濁り(雑菌、固形鉛など)
雑菌や固形鉛などが原因となる水の濁りも浄水器で除去することができます。
総トリハロメタン
水道水に含まれる有機物と塩素が化合して生成される総トリハロメタンは発がん性物質でもありますが、こちらもまた浄水器によって除去できます。
クロロホルム
水道水に含まれる総トリハロメタンの6割~9割はクロロホルムであり、総トリハロメタンと同様に発がん性物質であると同時に肝毒性でもあります。
ブロモジクロロメタン
トリハロメタンの一種であり、突然変異によって発生することが分かっています。こちらもまた肝毒性です。
ジブロモクロロメタン
ブロモジクロロメタンと同様に突然変異によって発生する物質であり、肝毒性でもあるため、人体に対して有害な物質といえます。
ブロモホルム
こちらもまたトリハロメタンの一種であり、同様に発がん性物質であるだけでなく、肝毒性でもあります。
溶解性鉛
国内の一部ではいまだに鉛製の水道管が使用されており、そこを通過した水道水には溶解性鉛が混在している可能性があります。浄水器にはこの溶解性鉛の除去機能も備わっています。
農薬
日本の水道水には、近隣の畑や田んぼなどで使用された農薬が川などを通じて混在していることもあります。浄水器はこのような農薬の除去も可能となっています。
カビ臭 2-MIB
植物性プランクトンや微生物が大量に発生した水では、それらを分解するときに2-MIBと呼ばれるカビ臭を伴う物質が発生することがあります。浄水器では2-MIBを除去し、カビ臭を取り除くことも可能です。
テトラクロロエチレン
ドライクリーニングに使用する洗浄剤や金属を洗浄する際に使用する溶剤に含まれる物質で、近隣にそれらの作業を行う工場などがあると水道水に混在していることがあります。めまいや頭痛などの症状を引き起こす有害な物質でもありますが、こちらもまた浄水器による除去が可能です。
トリクロロエチレン
テトラクロロエチレンと同様の用途で使用される有害な物質です。
トリクロロエタン
ワックスや油脂類の溶剤に含まれる有害な物質です。

浄水器協会が定めた「不純物除去対象物質」

一方で浄水器協会ではこれらに加え、以下の2種類も不純物除去対象物質に認定しています。

微粒子状の鉄
水道管から溶け出すなどした微粒子状の鉄も浄水器による除去が可能です。
中性のアルミニウム
土壌中に大量に存在する物質ですが、有害な物質でもあるため浄水器で除去する必要があります。